グラフ:日本の年齢3区分別の総人口の年次推移と予測[1920-2115年]

年齢3区分とは

 通常、社会を構成する人口をライフサイクルの各ステージによって0~14歳の年少人口、15歳~64歳の生産年齢人口、65歳以上の高齢人口の3つのグループに分けて表現することが多いようです。一般的に年少人口と高齢人口は経済的に自立できないので、生産年齢人口が支える必要があります。

傾向

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総人口減少開始

 日本の人口は、2005年に初の減少となった後は、ほぼ横ばいで推移しましたが、2011年には再び減少し、この後も減少が続く見込みです。

急速な高齢化

 1920~1950年までは65歳以上の高齢者人口はほぼ横ばいで5%前後でしたが、その後急速に増加し2013年に25%を超え、4人に1人は高齢者となりました。2036年には33.3%となり3人に1人になる見込みです。

進む少子化

 一方で、0~14歳の年少人口は、1951年までは35%以上を維持していましたが、それ以降は2度のベビーブームがあったものの増加するまではいかず、1971年に老年人口より減り、2014年には老年人口の半分になってしまいました。

減る生産年齢人口

 生産年齢人口は1995年までは増え続けたのですが、その後は厳しい少子化により減少しつづけ第1次ベビーブームの世代が65歳を迎える2013年には前年に比べて100万人以上減少し、8000万人を下回りました。今後は総人口比が50%近くまで減少することが予想されています。

【グラフの元データ】
下記のデータから加工、集計して作成しています。
■1920年~2021年(1941~43年の推計は行われていない)
政府統計の総合窓口(e-Stat)「人口推計」(総務省統計局)  https://www.stat.go.jp/
■2022年~2115年
「日本の将来推計人口(平成29年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所) https://www.ipss.go.jp/

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