| 0歳 | 100歳 | |
グラフの見方
日本の男女別の平均寿命と、選択した年齢の平均余命に関する推移を示しています。グラフの「余命(+年齢)」は、平均余命に選択した年齢を足した値で、平均余命そのものの年数ではありません。
平均寿命と平均余命とは
平均余命は、その年の年齢別死亡状況が続くと仮定したときに、ある年齢から生存する平均年数です。0歳の平均余命を平均寿命と呼びます。これらの指標は生命表から得られます。
65歳に平均余命を足した値は、65歳まで生存した人を出発点とする値で、0歳を出発点とする平均寿命とは対象が異なります。そのため、両者が同じ値になるとは限りません。
年齢の切り替えと値の確認
年齢スライダー、前後ボタン、自動再生で0~100歳の年齢を切り替えられます。これは表示年ではなく、平均余命を確認する年齢の選択です。
グラフの各年にカーソルを合わせると、表示中の年齢に対応する値を確認できます。凡例の項目をクリックすると、対応する系列の表示・非表示が切り替わります。
データからわかること
平均寿命の長期変化と近年の動き
1970年と2025年の男女別平均寿命
1970年の平均寿命は男性69.31年、女性74.66年でした。2025年との比較では、男性が約12.0年、女性が約12.7年延びています。2025年は女性の方が男性より5.98年長くなっています。
2021年以降の年ごとの変化
平均寿命は長期的には延びています。一方、男性は2021年81.47年から2022年81.05年、女性は87.57年から87.09年へ低下しています。現在の掲載終年である2025年は男性81.35年、女性87.33年です。
65歳の平均余命と年齢を足した値
65歳時点の平均余命も、1970年から2025年にかけて男性は12.50年から19.68年、女性は15.34年から24.52年へ延びています。2025年の65歳に平均余命を足した値は男性84.68歳、女性89.52歳に相当し、同年の平均寿命より高くなっています。
読み取りの注意点
掲載値には、完全生命表によるものと簡易生命表によるものがあります。両者は基礎資料や計算方法が異なるため、年ごとの小さな変化を見る際には、使用した生命表の違いにも注意が必要です。詳しくは次節で説明します。
平均寿命や平均余命は、個人の寿命を予測するものではありません。長期的な変化と年ごとの動きを分けて読むと、推移を捉えやすくなります。医療や生活環境など、変化の背景にある各要因の寄与を知るには、別の資料による確認も必要です。
完全生命表と簡易生命表の違い
完全生命表と簡易生命表は、どちらも各年齢の死亡状況から平均寿命や平均余命を求めたものです。主な違いは、作成の頻度と、基礎となる資料・死亡率の計算方法にあります。以下は近年の全国の生命表についての説明です。
| 項目 | 完全生命表 | 簡易生命表 |
| 作成頻度 | 近年は国勢調査年を対象に5年ごと | 毎年 |
| 人口の資料 | 国勢調査の日本人人口(確定数) | 人口推計の日本人人口 |
| 出生・死亡の資料 | 人口動態統計の確定数 | 人口動態統計の概数 |
| 主な役割 | 国勢調査に基づく詳細な把握 | 毎年の死亡状況の把握 |
国勢調査年にも、まず簡易生命表が作成され、その後に完全生命表が作成されます。このため、同じ年でも平均寿命や平均余命が一致しない場合があります。厚生労働省は、完全生命表が公表された年については、完全生命表を確定値として用いるのが適当としています。
このグラフでは、出典欄に示す対象年・期間に完全生命表を採用し、それ以外の掲載年には簡易生命表を採用しています。例えば、2020年は完全生命表、2021~2025年は簡易生命表の値です。初期の完全生命表には複数年を対象とするものもあり、1921~1925年などは単年ごとに作成された生命表ではありません。
詳しくは、厚生労働省の「生命表について」をご覧ください。
【データ出典】
1921-1930、1935-1936、1947、1951、1955、1960、1965、1970、1975、1980、1985、1990年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1~17回生命表」
1945-1946、1948-1950、1952-1954、1956-1959、1961-1964、1966-1969、1971-1974、1976-1979、1981-1984、1986-1989、1991-1994年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 昭和20~平成7年簡易生命表」
1995年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 表1~4」
1996年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
1996年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
1997年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
1997年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
1998年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
1998年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
1999年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
1999年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
2000年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
2000年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
2001年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
2001年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
2002年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
2002年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
2003年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
2003年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
2004年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
2004年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
2005年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
2005年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
2006年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
2006年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
2007年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
2007年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
2008年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
2008年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
2009年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
2009年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
2010年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第1表」
2010年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第2表」
2011年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 1 第1表」
2011年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 2 第2表」
2012年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 1 第1表」
2012年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 2 第2表」
2013年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 1 第1表 平成25年簡易生命表(男)」
2013年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 2 第2表 平成25年簡易生命表(女)」
2014年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 1 第1表 平成26年簡易生命表(男)」
2014年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 2 第2表 平成26年簡易生命表(女)」
2015年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 1 第1表 第22回生命表(男)」
2015年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 2 第2表 第22回生命表(女)」
2016年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 1 第1表 平成28年簡易生命表(男)」
2016年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 2 第2表 平成28年簡易生命表(女)」
2017年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 1 第1表 平成29年簡易生命表(男)」
2017年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 2 第2表 平成29年簡易生命表(女)」
2018年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 1 第1表 平成30年簡易生命表(男)」
2018年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 2 第2表 平成30年簡易生命表(女)」
2019年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 1 第1表 令和元年簡易生命表(男)」
2019年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 2 第2表 令和元年簡易生命表(女)」
2020年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 第23回生命表 男女各歳表」
2021年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 令和3年簡易生命表 男女各歳表」
2022年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 令和4年簡易生命表 男女各歳表」
2023年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 令和5年簡易生命表 男女各歳表」
2024年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 令和6年簡易生命表 男女各歳表」
2025年:厚生労働省「生命表(簡易生命表・完全生命表) 令和7年簡易生命表 男女各歳表」
※ 上記の一覧に示した年は完全生命表、それ以外の掲載年は簡易生命表の値です。「第1~17回生命表」の掲載ページのうち、このグラフに対応するのは第4・5・6・8~17回です。
※ 1931~1934年・1937~1944年は生命表が作成されていないため、値がありません。
※ 資料に値がない年齢は、グラフにも値を示していません。資料が年齢階級でまとめられている場合は、その階級の値を下限年齢の欄に表示しており、各歳の値を推定したものではありません。1994年の100歳も資料に値がありません。グラフの表示年齢は0~100歳です。
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