傾向
出生数は1947~1949年の第1次ベビーブームまでは、戦争中を除いて増加していたが、それ以降は第2次ベビーブームを除いて、減少傾向である。
合計特殊出生率は1947~1949年の第1次ベビーブームでは4を超えていたが、それ以降は急激に低下し1956年に初めて人口置き換え水準(同年2.24)を下回った。その後、緩やかな上昇傾向にあったが、1971~1974年の第2次ベビーブーム後は低下に転じ、1975年に2を下回ってからは低下傾向が続き、2005年以降は緩やかな上昇傾向が続いていたが、2016年以降は再び低下傾向となっている。
乳児死亡については、1939年までは生まれたこどもの10人に1人以上が1年以内に死亡していたが、1975年には100人に1人以下となり、現在では500人に1人以下の割合となっている。
補足
- 1906年:ひのえうま
- 1938-1939年:日中事変
- 1947-1949年:第1次ベビーブーム
- 1966年:ひのえうま
- 1971-1974年:第2次ベビーブーム
【グラフの元データ】 下記のデータから加工、集計して作成しています。(※1943~1945年の推計は行われていない) ・「人口動態調査」(厚生労働省) https://www.mhlw.go.jp/
コメント