グラフ:出生数・乳児死亡数・乳児死亡率・合計特殊出生率の年次推移[1899-2024年]

グラフの見方

日本の出生数・乳児死亡数・合計特殊出生率と乳児死亡率の推移を示しています。人数と率では単位や軸が異なるため、系列ごとの目盛りを確認してください。

乳児死亡数と乳児死亡率とは

乳児死亡は、生後1年未満の死亡です。乳児死亡数はその人数で、乳児死亡率は年間の乳児死亡数を同じ年の出生数で割り、1,000を掛けた値です。出生1,000人に対する乳児死亡数を表します。

全人口を分母とする粗死亡率とは異なります。

合計特殊出生率とは

合計特殊出生率は、その年の15~49歳の女性の年齢別出生率を合計した指標です。その年の年齢別出生率が続くと仮定した場合に、一人の女性が生涯に産む子どもの数に相当します。実際に一人の女性が生涯に産んだ子どもの数を示すものではありません。

年齢別出生率は、母の年齢別出生数を、その年齢の女性人口で割った値です。合計特殊出生率は年齢ごとに求めた率を合計するため、出生数を全人口で割る粗出生率とは異なります。

このグラフでは、合計特殊出生率を出生数・乳児死亡数・乳児死亡率と並べて示しています。乳児死亡率は出生千対の率で、合計特殊出生率とは定義も尺度も異なります。

値の確認と凡例の操作

グラフの棒や折れ線の点にカーソルを合わせると、その年の系列名と値を確認できます。凡例の項目をクリックすると、対応する系列の表示・非表示が切り替わります。

データからわかること

出生数の長期変化

2024年の出生数は686,173人です。

出生数は、掲載期間では1949年の2,696,638人が最多です。1973年にも2,091,983人でしたが、2024年はその約32.8%の人数となっています。出生数の山があった時期と現在では、規模に大きな違いがあります。

乳児死亡数と乳児死亡率の低下

2024年の乳児死亡率は出生千対1.8です。

乳児死亡数は1950年の140,515人から2024年の1,266人へ減少し、乳児死亡率も出生千対60.1から1.8へ低下しています。出生数だけでなく、出生数に対する乳児死亡の割合も小さくなっています。

合計特殊出生率の上昇期とその後の低下

2024年の合計特殊出生率は1.15です。

合計特殊出生率は2005年の1.26から2015年には1.45へ上昇しましたが、2024年には1.15へ低下しています。長期的な低下の中にも、上昇した期間が見られます。

読み取りの注意点

掲載期間には上昇した年もあるため、特定の年の数値と年ごとの動きを合わせて確認すると、変化を捉えやすくなります。異なる指標を比較するときは、単位と分母を区別してください。

【データ出典】
1899-1943、1947-2024年:厚生労働省「人口動態調査(人口動態統計) 第2表 人口動態総覧の年次推移」
1899-1943、1947-2024年:厚生労働省「人口動態調査(人口動態統計) 第3表 人口動態総覧(率)の年次推移」
1925、1930、1940年・合計特殊出生率:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2026 表4-3 女性の人口再生産に関する主要指標:1925~2024年」
1947-2024年・合計特殊出生率:厚生労働省「人口動態調査(人口動態統計) 上巻 4-1 年次別にみた出生数・出生率(人口千対)・出生性比及び合計特殊出生率」

※ 1947~2024年の合計特殊出生率は、2024年報告書の表4-1(2026年3月26日公表)の値です。同表に掲載されていない1925・1930・1940年は、社人研『人口統計資料集2026』表4-3の値です。
※ 1946年以前の合計特殊出生率は、1925・1930・1940年のみ掲載しています。それ以外の年は資料に値がなく、年の間を推定した値も示していません。
※ 出生数・乳児死亡数・乳児死亡率は、資料に掲載のない1944~1946年の値がありません。
※ 戦前と戦後では統計の対象となる人口の範囲が異なるため、長期の比較には注意が必要です。

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