グラフの見方
母の年齢階級別出生率の合計を100%として、各階級の寄与割合を積み上げ面グラフで示しています。各階級の出生率は、その階級に含まれる母の各歳別出生率の合計です。割合は左軸(%)、折れ線の合計特殊出生率は右軸で確認できます。
合計特殊出生率とは
合計特殊出生率は、その年の15~49歳の女性の年齢別出生率を合計した指標です。その年の年齢別出生率が続くと仮定した場合に、一人の女性が生涯に産む子どもの数に相当します。実際に一人の女性が生涯に産んだ子どもの数を示すものではありません。
年齢別出生率は、母の年齢別出生数を、その年齢の女性人口で割った値です。合計特殊出生率は年齢ごとに求めた率を合計するため、出生数を全人口で割る粗出生率とは異なります。
このグラフでは、年齢階級別出生率の合計を100%として各階級の寄与割合を示し、合計特殊出生率そのものは折れ線で示しています。寄与割合は出生率の年齢別の構成を表すもので、出生数に占める各年齢階級の割合ではありません。
値の確認と凡例の操作
積み上げ面にカーソルを合わせると、その年の母親の年齢階級別の割合を確認できます。凡例の項目をクリックすると、対応する面や合計特殊出生率の折れ線の表示・非表示が切り替わります。
一部の年齢階級を非表示にすると、割合は表示中の年齢階級の合計を100%として計算し直されます。すべての年齢階級の構成を比較するときは、全階級を表示してください。合計特殊出生率の折れ線の値は、この操作では変わりません。
データからわかること
20歳代から30歳代への寄与割合の変化
グラフに表示する年齢階級別出生率の合計を分母にすると、20歳代の寄与割合は1960年約71.9%、1970年約73.5%、2024年約33.4%です。
30歳代の寄与割合は、1970年の約24.8%から2024年の約60.4%へ上昇しています。同じ2年で40~49歳も約0.7%から約5.5%へ上昇し、出生率の年齢別の構成は20歳代中心から30歳代中心へ変わっています。
2024年の年齢階級別の寄与割合
2024年の内訳では、30~34歳が約38.1%、25~29歳が約26.7%、35~39歳が約22.4%です。30~34歳が最大で、25~29歳、35~39歳の順となっています。
寄与割合の上昇と出生率全体の低下
一方、合計特殊出生率そのものは1970年の2.13から2024年の1.15へ低下しています。30歳代の寄与割合が大きくなったことと、出生率全体が高くなったことは同じではありません。
読み取りの注意点
この割合は、出生数に占める母の年齢割合とは異なります。公表合計特殊出生率を分母として計算した割合でもありません。公表値の丸めにより、階級別出生率の合計は折れ線で示す合計特殊出生率と一致しない場合があります。
【データ出典】
1947-1969、1971-1974、1976-1979、1981-1984、1986-1989、1991-1994、1996-1999、2001-2004、2006-2008年:厚生労働省「人口動態調査(人口動態統計) P25図8 母の年齢(5歳階級)別出生率の年次推移」
1970、1975、1980、1985、1990、1995、2000、2005、2009-2024年:厚生労働省「人口動態調査(人口動態統計) 上巻 4-18 年次別にみた出生順位・母の年齢(5歳階級)別出生率及び合計特殊出生率」
1947-2024年・合計特殊出生率:厚生労働省「人口動態調査(人口動態統計) 上巻 4-1 年次別にみた出生数・出生率(人口千対)・出生性比及び合計特殊出生率」
※ 折れ線の合計特殊出生率は、2024年報告書の表4-1(2026年3月26日公表)の値です。母の年齢別出生率は2024年版の値を示し、同版に掲載されていない年は2023年報告書の値を示しています。それぞれの年に対応する資料は上記の一覧で確認できます。
※ 15歳・49歳の出生率の算出に用いる出生数には、それぞれ14歳以下・50歳以上を含み、年齢不詳は含みません。
※ 図の40~49歳は、原表の40~44歳と45~49歳の出生率を合算しています。面の構成比は掲載する6階級の出生率合計を100%として計算しています。折れ線の合計特殊出生率は公表値で、丸めにより6階級の合計とは一致しない場合があります。
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